炭素繊維複合材で作られた世界最軽量の自転車の重さはわずか11ポンド(約4.99kg)。
現在、市場に出回っているカーボンファイバー製自転車のほとんどは、フレーム構造にのみカーボンファイバーを使用していますが、この開発では、自転車のフォーク、ホイール、ハンドルバー、シート、シートポスト、クランク、ブレーキにカーボンファイバーを使用しています。
バイクの高強度カーボン複合部品はすべて、Prepreg、Performance、Process の頭文字をとった P3 プロセスを使用して製造されています。
すべてのカーボンファイバーパーツはプリプレグから手作業で組み立てられ、スポーツレーシングや航空宇宙産業といった厳しい条件の下で加工されています。これにより、可能な限り軽量かつ高剛性なバイクを実現しています。剛性に関する設計要件を最大限に満たすため、バイクのフレーム断面積も十分に確保されています。
バイクのフレーム全体は、3Dプリントされた連続カーボンファイバー熱可塑性樹脂で作られています。この素材は、現在市場に出回っているどの従来のカーボンファイバーフレームよりも強度が高く、強度と耐衝撃性が向上しているだけでなく、軽量化も実現しています。
投稿日時: 2023年3月21日



