Avient 社は、高度な金属電気メッキ表面処理が可能で、高度なパッケージング アプリケーションで金属のような外観と感触を実現できる、密度改良熱可塑性プラスチックの新製品 Gravi-Tech™ の発売を発表しました。
高級パッケージ業界における金属代替品の需要の高まりに対応するため、製品ポートフォリオを拡充し、電気めっきおよび物理蒸着(PVD)プロセスに適した15グレードを追加しました。これらの高密度材料は、様々な金属表面処理を施すことで、外観の魅力を高め、高品質・高価値を表現できます。さらに、熱可塑性プラスチックならではの設計自由度と製造の利便性も備えており、高級ボトルキャップ、キャップ、箱などの用途に使用できます。
「これらの金属化グレードは、高級パッケージメーカーに、金属の高級感と重量感を製品に取り入れるよりシンプルな方法を提供します。」関係者は、「当社の密度改質技術と金属コーティングを組み合わせることで、お客様にデザインの自由度が高まり、感覚体験が向上するだけでなく、時間とコストも節約できます」と述べました。
アルミニウム、亜鉛、鉄、鋼、その他の合金などの金属を用いた設計において、設計者は様々な加工上の課題や設計上の制約に直面します。射出成形によるGravi-Techは、ダイカスト金型や二次組立工程に伴う追加コストや工数をかけることなく、均一な重量配分、複雑なデザイン、金属の視覚的な表面効果を実現するのに役立ちます。
新しいGravi-Techグレードは、ポリプロピレン(PP)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、またはナイロン6(PA6)の配合で提供され、密度は従来の金属と同等です。5つの新しい電気めっきグレードの比重は1.25~4.0、10のPVDグレードの比重は2.0~3.8です。優れた耐傷性、密着性、耐薬品性を備えています。
これらのメタライゼーション対応グレードは、さまざまな重量パッケージングアプリケーションで要求される重量、表面処理、および性能要件を満たすように世界中に供給できます。
投稿日時: 2021年10月21日