イタリアの造船所マオリ・ヨットは現在、全長38.2メートルのマオリM125ヨットの初号機の建造を最終段階に進めています。納入予定日は2022年春で、デビュー予定です。
マオリM125は、船尾のサンデッキが短めという、少し変わった外観デザインを特徴としています。そのため、広々としたビーチクラブは、乗船ゲストにとって最適な日陰となっています。サンデッキのキャノピーは、メインサロンの入り口から少し日陰を作ってくれますが、サンデッキの陰には屋外ダイニングテーブルを置くのに十分なスペースがあり、天候に左右されずにワインや食事を屋外で楽しむことができます。
同社は、このヨットの建造にあたり、可能な限り環境に配慮したと説明している。複合材は一般的な鋼鉄やアルミニウムよりも軽量でメンテナンスの手間も少ないため、最適な素材として採用されている。さらに、グラスファイバーを製造するための真空注入技術も採用しているため、さらなる軽量化が可能だ。また、組立工程では樹脂蒸気が機械内に封じ込められるため、作業員の安全も確保されている。
投稿日時: 2022年2月15日